2013年02月02日
TIGER & BUNNY _第22話『Bad luck often brings good luck.(人間万事塞翁が馬)』感想 / テレビアニメ
ネタバレ含むので、以下は続きからー。
楓ちゃんのNEXT能力のおかげで、バーナビーを除くヒーローたちの記憶改ざんが解除。
あくまでも物語の主役は虎徹さんとバーナビーのためでしょうが、割とあっさりめの解決でした。
ですが、ただ一人、虎徹さんのことを信じようとしたブルーローズは流石の恋する乙女ぶりです(笑)。
楓ちゃんを励ますシーンも非常に頼もしくて素敵でした。
この作品には魅力的なキャラクターがたくさんいますが、彼らの『魅力』の大半を占めるのが『かっこよさ』であるように感じます。
現代の『草食系男子』とか『肉食系女子』といった現象が起きる以前の、古い『男らしさ』とでも言えばよいのでしょうか。
この作品の登場人物って『男性的』なキャラクターが多いと思うんですよ。
もちろん女性が全くいないわけではないですが、彼女たちも『男性的』な一面を付与されているように感じるんです。
ファイヤーエンブレムは身体的には男性ですし、ドラゴンキッドはボーイッシュ、ブルーローズは虎徹さんへの恋愛感情もあって一番女性的ですが『女王様』というキャラ付け。
日本人にとっては『王』とは男性の担うべき役割であり(頭に『女』を付けなければ男性という意味を持つ語です)、強さや攻撃性は『男性的』なイメージです。
まあ、エm・・・もといブルーローズのファンからすれば、「『女王様』は女だから良いんだ! サド男になんて興味無いわ!」って反論が来るかもしれませんが(笑)。
逆の(古いイメージでの)『女性的』な魅力を持つキャラもいるにはいるんですけどね。それが、夫を支え続け、病気の身でありながらも虎徹さんを仕事に送り出した友恵さん。
しなしながら彼女は物語の開始時にはすでに故人。その娘の楓ちゃんは、まだ『女性』というより『子ども』という属性が強いと感じます。
物語の舞台でヒーローたちと肩を並べて活躍する女性は、男性顔負けにバリバリ働くキャリアウーマンのアニエスさんです。
もっとも、ファンの間では「一番女々しいのはバニーちゃんだよなー」みたいな声も聞こえますけどね(笑)。スケートリンクのあたりのやりとりなんて「オマエはめんどくさい女か」なんて言われたり。
めんどくさいと言えば、虎徹さんへの恋心(女の子らしい感情)があからさまになってきたブルーローズ(カリーナ)は仲間たちに「めんどくさくなってきた」とバッサリでした(笑)。
そこで「かわいい」(魅力的だ)という評価が下されないあたりも、やはり『かっこよさ』(男性的な魅力)を重視する姿勢の表れですかね。恋愛中のスカイハイには割と好意的だったのになー・・・(笑)。
そういえばバーナビーの印象的なセリフ「貴様、反撃かっ!」も今回でしたね(笑)。
一人だけどっぷり洗脳中なので情けなく見える彼ですが、ラストの虎徹さん(ワイルドタイガー)とのアクションはかっこよかったです。
ワイヤーでタイガーが上昇し、一方ビルから飛び降りたバーナビーが落下してすれ違う場面。バイクで車の下をくぐるタイガーと、上を飛び越すバーナビーの場面。そして最後の、画面の左右に二人のマスクの下の素顔がアップで映されるラスト。
どれも本当、かっこよかったです。市民が避難してからやれよ危ないだろ、とも思いましたが(笑)。
にほんブログ村
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 (初回限定版) [Blu-ray]
TIGER&BUNNY (タイガー&バニー) 2 (初回限定版) [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 (初回限定版) [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 2 [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 [DVD]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 2 [DVD]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 [DVD]
オリオンをなぞる
星のすみか
あくまでも物語の主役は虎徹さんとバーナビーのためでしょうが、割とあっさりめの解決でした。
ですが、ただ一人、虎徹さんのことを信じようとしたブルーローズは流石の恋する乙女ぶりです(笑)。
楓ちゃんを励ますシーンも非常に頼もしくて素敵でした。
この作品には魅力的なキャラクターがたくさんいますが、彼らの『魅力』の大半を占めるのが『かっこよさ』であるように感じます。
現代の『草食系男子』とか『肉食系女子』といった現象が起きる以前の、古い『男らしさ』とでも言えばよいのでしょうか。
この作品の登場人物って『男性的』なキャラクターが多いと思うんですよ。
もちろん女性が全くいないわけではないですが、彼女たちも『男性的』な一面を付与されているように感じるんです。
ファイヤーエンブレムは身体的には男性ですし、ドラゴンキッドはボーイッシュ、ブルーローズは虎徹さんへの恋愛感情もあって一番女性的ですが『女王様』というキャラ付け。
日本人にとっては『王』とは男性の担うべき役割であり(頭に『女』を付けなければ男性という意味を持つ語です)、強さや攻撃性は『男性的』なイメージです。
まあ、エm・・・もといブルーローズのファンからすれば、「『女王様』は女だから良いんだ! サド男になんて興味無いわ!」って反論が来るかもしれませんが(笑)。
逆の(古いイメージでの)『女性的』な魅力を持つキャラもいるにはいるんですけどね。それが、夫を支え続け、病気の身でありながらも虎徹さんを仕事に送り出した友恵さん。
しなしながら彼女は物語の開始時にはすでに故人。その娘の楓ちゃんは、まだ『女性』というより『子ども』という属性が強いと感じます。
物語の舞台でヒーローたちと肩を並べて活躍する女性は、男性顔負けにバリバリ働くキャリアウーマンのアニエスさんです。
もっとも、ファンの間では「一番女々しいのはバニーちゃんだよなー」みたいな声も聞こえますけどね(笑)。スケートリンクのあたりのやりとりなんて「オマエはめんどくさい女か」なんて言われたり。
めんどくさいと言えば、虎徹さんへの恋心(女の子らしい感情)があからさまになってきたブルーローズ(カリーナ)は仲間たちに「めんどくさくなってきた」とバッサリでした(笑)。
そこで「かわいい」(魅力的だ)という評価が下されないあたりも、やはり『かっこよさ』(男性的な魅力)を重視する姿勢の表れですかね。恋愛中のスカイハイには割と好意的だったのになー・・・(笑)。
そういえばバーナビーの印象的なセリフ「貴様、反撃かっ!」も今回でしたね(笑)。
一人だけどっぷり洗脳中なので情けなく見える彼ですが、ラストの虎徹さん(ワイルドタイガー)とのアクションはかっこよかったです。
ワイヤーでタイガーが上昇し、一方ビルから飛び降りたバーナビーが落下してすれ違う場面。バイクで車の下をくぐるタイガーと、上を飛び越すバーナビーの場面。そして最後の、画面の左右に二人のマスクの下の素顔がアップで映されるラスト。
どれも本当、かっこよかったです。市民が避難してからやれよ危ないだろ、とも思いましたが(笑)。
にほんブログ村
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 (初回限定版) [Blu-ray]
TIGER&BUNNY (タイガー&バニー) 2 (初回限定版) [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 (初回限定版) [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 2 [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 [DVD]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 2 [DVD]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 [DVD]
オリオンをなぞる
星のすみか