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2013年01月26日

TIGER & BUNNY _第21話『Heaven helps those who help themselves.(天は自ら助くる者を助く)』感想 / テレビアニメ

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　ネタバレ含むので、以下は続きからー。

　おじさんが作中で至った最底辺が今回でしょうねー・・・
　世間からは犯罪者として扱われるだけでなく、仲間たちからも忘れられ、自分がいたはずの場所には知らない奴が居座って・・・本当、どん底だなぁ。
　pixivとかでもファンが騒然としてた覚えがあります。でも今になって改めて見返すと、時間としては意外と短かったんだなーと思いました。
　作品内の時間では半日くらい？　ともかく丸一日は経過してなさそうです。視聴者から見ても、虎徹さんは30分経たないうちにベンさんと会い反撃まで開始します。
　鬱展開はそんなに長く続いてないんですよねー、インパクトの強さが視聴者に強烈に印象づけたのでしょうか。

　今回は画的にかっこいいカットが多かったですね。
　ブルーローズとファイヤーエンブレムを左右に従えておじさんを見下ろす黒いタイガーなんて迫力があって良かったですね。
　美女二人(笑)を侍らせるとか、これぞ悪役！って感じですよ。見下ろす二人の表情がまたたまりませんねー・・・ここはキッドよりファイヤー様ですよ、キッドの年齢ではあの迫力はちょっと出ないです(笑)。

　あと、ラストのヒーローたちが一人ずつ屋上に着地して、虎徹さんがそれを迎える場面がまたかっこよかったです！　ラストのセリフも！
　そりゃあ絶対的優位のマーベリックさんも警戒するわ、と。・・・だからこそ、次週のがっかり感がまた一際際立つわけなんですが(笑)。
　このおじさんは本当、頭使う場面では駄目駄目ですね・・・経験と直感は大したものなんですけど。

　マーベリックさんと言えば、楓ちゃんと接触してましたね。
　誰が見ているわけでもないのに、一ファン(それも子ども)に対する態度としては紳士的なんではないかなーと思ったんですが、それが彼の首を絞めるというのが皮肉です。

　それからユーリさん。
　記憶を消されていないのは、マーベリック氏が彼を身内だと考えているのでしょうか。レジェンドさんとマーベリック氏は接点があると思われるので、その息子のユーリさんとも親しくしていたのかもしれません。
　というか、賠償金問題等で虎徹さんと接点のある司法局の人もいると思うんですが、その人たちは前回のパーティーとは別口で記憶を消しているのかな(あの場に呼ぶのはさすがに不自然ですし)。
　それとも、ウロボロスやマーベリック氏個人の力で抑え込める？

　そのへんの事情はさておき、キャラがぶれないルナティックがセリフ回しが難解なせいで虎徹さんとコミュニケーションがうまく取れない場面に笑いました(笑)。
　・・・・まあ、非常事態ではあっても、信条的に和解できない二人ですからね。ユーリさんは虎徹さんに好意的にも見えますが、虎徹さんから見たルナティックは殺人犯ですし。仕方ないのかなとも思います。