STAR DRIVER 輝きのタクト_第23話『エンペラー』感想 / テレビアニメ
一言結論:各トリオ再始動の時
ネタバレありますので、以下は続きから。
前回のサブタイは『神話前夜』・・・すると今回ラストに降臨したあの存在が…神だというのか(いやせり上がってきてたか・・・)。だって、人間のレベルを軽く凌駕していましたよね主に衣装が!(笑)
もしくは駄目オヤジ伝説が駄目オヤジ神話にパワーアップだかダウンだかしたということなのか・・・
ヘッドさんは今日も変わらずダメダメでございました。・・・うむ普段と何も変わらない、何ら問題ありませんな(酷)。
いや彼は本当、今世紀最強の駄目男って感じですね! あと90年くらい楽にレコードホルダーでいてくれそうですこの人なら(笑)。
ご子息のコメント。
「どうせこれから戦う相手なんだから」
・・・既に戦ってます(笑)。
と、軽い前置きはこのくらいで、今回の記事の本筋に。
作中数有る三人組が皆、当初とは様子が変わってきたようです。
タクトワコスガタは坊っちゃまが・・・・・あんなことに(笑)。
ワコスガタケイトは、ケイトが自身の正体を明らかにし、スガタはワコをデートに誘う(今までに無い行動だそうです)。
ナツオ亡き後のタクトとハナさんは、友情で結ばれてはいても、恋愛感情は無い様子。
バニシングエージの男三人は、追い詰められて良い顔になってきた。
おとな銀行は、タカシが戻って再出発しそうだけれど、その後まだ3人が揃ったシーンは無し(観劇時はタカシだけ不在)。
そしてフィラメント。テツヤとジョージは「ま、部外者でいるのもなー」なんて理由をこじつけ、本音では寮長のために綺羅星を続ける模様。
一見、ベニオ寮長が男二人を振り回しているっぽいですが、これはそんなに単純な話でも無さそうです。
寮長は幼なじみを理由に強制はしない(特に綺羅星について)風に見えるんですよ。今回の「あたしは諦めない!」も、あくまで「あたしは」であって、二人の今後については触れないわけで。
ベニオの方から頼らないからこそ、テツヤとジョージは自主的に彼女を守っている。だから、「今も昔も騎士」。王子様ではなく、騎士。
ただ、言うべきことは言っといた方が良い気もしますけどね、彼女のためにも。寮長は少し意地になってるようにも見えるんだよなぁ・・・
「敗けを認められないのが一番ダメ」って、フェードアウトはしたけどバッドエンドは回避したお嬢様が言ってましたよー(笑)。
更に、認められない駄目オヤジは今回もダメダメですしね(笑)。何かもうヘッドさん効果で、ネバーギブアップの姿勢さえ嫌なフラグに見えてくる・・・
これまでの書き方だと誤解されるかもしれないと思って改めて言うことにしたんですが、自分、ヘッドさんのことはかなり好きです。彼の行いには賛同できませんが、それとこれとは別の話(笑)。
二次元とは言え、ダメな男が好きって・・・と認めたくなかったんですが腹をくくりました! 認めましたよマドカさん!(笑)
考えてみれば、タウバーンに逆転負けした辺りから好きになったんだったなぁ・・・完全にダメ男好きじゃないか。
個人的な志向はさておき、先がどうなるか読めない分、最も気になるキャラなんですよ。本音を言えば、モノクロームをBGMに華麗に戦うシーンが見たかったんですけどそれは諦めました!(笑)
と、自分の趣味の話はこのくらいにして、物語の重要部分について触れないと。
ラストの坊っちゃま綺羅星入りですが・・・これはやっぱりタクトのため、ひいてはワコのためになると判断したんだろうなぁ、と。
サイバディ戦の「信じろ」は、この一見裏切りに見える行動にもかかっていると思います。
あの格好見ると正気かどうか疑いたくなりますけどね、きっとそれは演出のテクニック!(個人の意見です) しかしどうやってシリアスシーンを演出するんでしょう次回以後あの服で・・・?
そしてタクトとワコだけでなく、ケイトさんのためって要素も前回ラストのあの出来事で加味されたのでしょうねー。
スガタくんはそうした皆のためなら、自分は犠牲になっても良い、くらいに考えてるんだと思います。
でもその覚悟があったとしても、優秀なケイトさんもついてるし良い人なカタシロさんも手を貸してくれるだろうし、我らが銀河美少年がきっとなんとか救いだしてくれると信じているのであんまり心配はしてないです。何かむしろそっちの方が酷い気もしますけど(笑)。
ただまあ独断でナイフを所持し守るべきワコを悩ませた、以前と同じ間違いをしていることは少しいただけませんけどね。スガタが傷つけばワコは泣くし、タクトも沈むというのに。
トキオ・ソラ・リョウスケの親世代の3人は、トキオが動いたことで崩壊した。タクト・ワコ・スガタはそうはならなかった。父と違って息子は友人を出し抜いたりしなかった。
しかし、そうなってくると今度はスガタが動く・・・波乱は必至なんですねー・・・
そういえばワコが屋敷の前でスガタを待つ場面の風景。青空に光り輝く太陽、下に弧を描く細い雲。リョウスケさんとソラさんが見つめていた、夕焼け空に虹(上に弧のライン)の風景と対照的だと思いました。
あと対照的といえば、「父親をとりあえず殴った」とワコに伝えた時のタクトの困った笑みと、「タクトとスガタが揃ってれば無敵」というワコの曇りの無い笑顔。
それから、冗談(?)でワコにキスしようとするスガタをワコ目線で映したショットも。少し後、映画でキスシーンをぼんやりと見上げるタクトの顔のアップが映される(スガタとワコは『絵(画)になる』と評されている)。
仕掛けるスガタと、今は受身のタクトを暗示しているなーと思いました。あと、この2場面を繋ぎ合わせてスガタクのキスシーンを作る人が絶対いるんだろうなー、とも思いました(笑)。
何にせよ、仲良し三人組って難しいですね・・・だからこそ、最後までそれを壊さずにすめば見事なハッピーエンドってことなんでしょうけど。
しかしタクトくんは、仲良しトリオが崩されると精神的に不安定になるようで。スガタが目覚めなくなった時とか、ワコとスガタのキスシーン(仮)を目撃した時とか。ナツオとのこともあって、三人組を維持したいのかなぁ・・・
「やれそうな時はやれる!」が真実となるように、サイバディ戦はメンタル面が大事な要素としてあるので、スガタのキング化(笑)は堪えそう・・・。まあ7話みたいに「ワコを悲しませるなんて見損なったぜ」ってなれば良いのですが。
でもそれだと、ワコ様はあの服を見ても笑っちゃいけないんですね(笑)。今こそ彼女のヒロイン力が問われる時! ・・・まあ、あの変貌ぶりは十二分に泣くに値するので無問題、かな(酷)。
最後に余談ー。
ベニオ寮長とケイトさんは強靭な精神をお持ちですよねー(笑)。スガタの見てくれに惚れてたらどん引きだろうに、片や「来てくれた・・・」でもう一方は朝からご機嫌(予告より)。君らの恋は本物だ!
自分は、素で「うわぁ・・・」って言いましたからね(笑)。まあ、坊っちゃまも仮面装着済の人間に「無いわー・・・」とは言われたくないでしょうけど!
メガネ+スーツは似合ってたし、デート服も良かった。そこでやめておけば・・・ワコはともかく、綺羅星にまで合わせないで良いのに(笑)。
さて、次はケイトさんの過去話っぽいので楽しみです。
残り数話、キングはともかくヘッドを倒すのは割とサクサク行きそうなので(酷)まあ収集はつくのではないかなー。
でもヘッドさんは更生させるのに時間がかかりそうで、そこが不安でもありますが(笑)。
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