STAR DRIVER 輝きのタクト_第10話『そしてマリノの初恋』感想 / テレビアニメ
一言結論:まず三人からはじめましょう。こちらのラインナップからお選びください、おねえさん
ネタバレありますので、以下は続きから。
新キャラクターのヨウ姉妹にスポットが当たって、姉のマリノさんには妹以外の他者と交流した方が良さそう、なんてことを思った前回。
それを受けた今回は、すでに登場しているキャラたちのおさらいです。人間関係を広げるには、まずは相手のことを知らないと、ってところでしょうか。
てなわけで舞台はスタジアム、種目は野球。サッカーと違ってメンバー全員に自然にカメラを向けやすいるスポーツだと思います。運動音痴でもバッターボックスには立てますし。
それにしても、2チーム18人に見事に関係者がそろってらっしゃる(笑)。サイバディを維持してる綺羅星の女性幹部なんてフルコンプですよ。
そんな面子でプレイボール・・・・タカシとかシモーヌ見るの久しぶりだなぁ・・・
個人的に、しれっと無遠慮、しかしそれが許されるシモーヌさんが大好きなんです(笑)。今回の密かにノリノリの奥様との会話なんてたまりません。
ここ最近は常識人化しつつあった人妻さんも自分のペースを取り戻されたようで何より(笑)。しかし彼女、野球マンガとか読む人だったのか・・・
もしかして今のセレブな奥様キャラも何かを参考に作ったものだったり? いや「お色気ムンムン」とかマンガ的な文句ですし(笑)。
そんなフリーダムなカナコさんはアウトとはいえ一応打ち、彼女とどこまでも相容れない4番ケイト委員長は鮮やかな三振。せっかくスガタくんからバットと応援をもらえたのに本当、報われませんね・・・
牽制球を遠目にも気付く坊っちゃまは、自分への好意には疎いんでしょうか・・・それともケイトさんの気持ちは知っててスルー? 気付きそうだけどなあ、彼女、ワコとスガタとは幼馴染みたいですし。・・・・それがなんでまたあんな組織に・・・というのは今後明らかになるのを待つとして。
そう言えば映ってなかったメイドさんたちは、きっとこの頃はまだ働いてなかったんでしょう、子どもこきつかうのは酷いですし。それとも武術の修業中だったとか。
で、ついでなので綺羅星と銀河美少年の体力を比較してみると・・・
タクト≒マリノ>カナコ>ケイト
ってとこでしょうか。
第一フェーズはサイバディ戦ではあまり役に立たないみたいだし、機体性能を見てもタウバーンだけ第三フェーズ・・・こりゃ勝てねーわ、というヘッドの判断は正しい気がします。
とまあ各キャラのおさらいが完了、さあマリノさんはどの人と親交を深めるのか。
って、特にもったいぶる必要も無く順当に主人公のタクトくんが選ばれるわけですが(笑)。
せっかくの団体競技なんだから皆と仲良くすれば良いと思うんですけど、それはマリノさんには難しそう。
過去回想やモノローグなどから判断するに、お姉さんが妹に寄せる感情はむちゃくちゃに強いですしね。愛情から愛着が派生し、さらに愛をパージして執着が生まれれいるというか(どんなだ)。妹に支えられてる自覚があるだけまだ良い方かなぁ、これは。
何せそれ以外の人間は皆、妹を馬鹿にする奴らと拒絶している節もある。馬鹿にされてる(こともある)ミズノちゃん自身は「そんな人ばかりじゃないよ」とたくましいんですがね。
双子の性格の違いはポスターやクッションの色彩等、部屋の様子にも現れていてチェックするのが楽しいです。
ともかくそんな感じのマリノさんなので、一気に皆と仲良くなるのはハードルが高すぎる。てなわけで、まずはミズノちゃんも込みの三人から始めましょう、と。
今回は三人組が印象的な回でした。
タクトワコスガタにワコスガタケイト、それからカナコタカシシモーヌ、バニシングエージ野郎トリオ、タクトマリノタケオなど。
友人、旧友、主従、仲間、三角関係(これは微妙?)とその種類は様々。さて、タクトミズノマリノはどうなっていくのでしょうな。
それにしても、タクトのマリノさんへのアプローチ(結果として)がパーフェクトですよ。
つかみは、彼女の一番大事なミズノちゃんのことから。その会話の中で、さりげなく褒める。男でも女でも、そういうのはうれしいものですからね。基本基本。
しかもその褒め方が巧すぎます。「ミズノちゃんとそっくり」の色の目を褒めるとか巧すぎる! つぼの突き方が見事と言う他ありません。
ミズノちゃんをやんわりけなして人間不振を強化するタケオとはえらい違いです。
そんないけすかない野郎(マリノさん目線)を、呪文を信じて打破! ・・・これは惚れますね。
「好きになるものは同じ」というミズノも、姉の交友関係が広がるのを望んでいるのではないかなー。自分達は無意識でつながってるから心配しないで良いんだよ、他の人とも仲良くしようよ、って思ってるんじゃないですかね。
そういえば双子のお母さんは島の外へ行ってしまったみたいですけど、彼女はシルシを持たない人だったのか、巫女の家系は既に亡い実父の家系だったとかでしょうか。
ともかくそんな双子がタクトに接近することで、仲良し三人組の関係にも動きがあるのか。
「まさに牽制球」の時(タクトとマリノさんが仲良くしてる時)のワコの顔が画面外だったり、ルリちゃんに双子との関係をからかわれるタクトはフレーム内に入ってくるワコで隠されたりと、反応が見えない状況におかれているんですよね。
あとで「かっこよかったよ?」なんて言葉が思わずに出ちゃうあたり、色々思うところはありそうで気になりますな。
スガタくんも、解消したと思っていたストレスが再燃しそうで。・・・・彼は頭が良いから無駄に力を使ったりはしないでしょうけど、溜め込むとロクなことにならないのはお約束。
それから、ミズノちゃんはサカナちゃんに代わって歌ってくれるようで。
となると、ヒガシの巫女さんも歌ってくれるんですかね? ワコは歌うシーンがありましたけど・・・
そんなところで、今回の感想は終わりです。
それではー。
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