世紀末オカルト学院_第11話『マヤの死』感想 / テレビアニメ
一言結論:世紀末魔法使い伝説に、YouはShock!
ネタバレありますので、以下は続きから。
一言結論が頭悪くてスミマセン(自覚)。
だって、それくらいすごかったじゃないですか今回!
北斗と南斗の戦いに引けを取らない超絶バトルが大勃発ですよ!
ここから先も、未試聴の方には「冗談も大概にしろ」みたいに思われかねない記事になりそうな予感がします(笑)。
しかし、おもしろかったけど感想の書きにくい回だ・・・
冒頭、「まだ7月21日じゃないから大丈夫」のマヤさんの台詞に死亡フラグ臭を感じて戦きつつ・・・そういえば、期限日は出てるけど作中の日付が不明だとどこまで危機が迫ってるのかイマイチわかんないなー、なんて思ったり。まだ夏休み前みたいですし、7月の上旬くらいですかね?
前回の意味あり気な顔から続き、家にまで乗り込んできた美風さん。
流石の文明も危機感を抱くわけですが・・・それでも包丁よりオッパイに寄ったカメラは彼の目線がそうなっているからなのか(笑)。
「今夜、おヒマですか?」は、どうせあれでしょ? 夜で他に車のいない道路の方がブレーキ踏まず飛ばせるってオチっしょ? と思ってたら、ヤバい儀式に驚愕。
今週どうしちゃったの?!と内心叫んでいました。こんなもの、まだ序の口だとは知らずに・・・(笑)。
押しきられる文明は、厳密にはマヤへの裏切りになるのかもしれませんが・・・これは断ったら最後、
「この秘密を知られたからには生かして帰さんぞ!」
「そっちから連れてきたくせに?!」
的な展開が見えてしまうのでしょうがないかと(笑)。
そもそもあんまり期待してなかったので怒れないというか・・・今回のサブタイ知った時でさえ「根性見せろや主人公補正!」と思っても「頑張れ文明、名誉挽回だ!」とは微塵も思わなかったですし・・・(酷)。
つーか、あれはマジに怖いと思います。近所のおじさんおばさんも一味って、街全体に監視されてるようなもの。美風さんに鍵渡した大家さんもおそらく敵。下校したら安全地帯が無い・・・
それにしても本気になった美風さんはエロいなぁ・・・。服を脱ぎすらせず、ずらしただけでこの威力。『世紀末アダルト学院』って18禁同人誌かB級アダルトビデオのような文言が浮かびました(笑)。
そして意外と偉かったのねー、と。末端の美人局担当(どんな役職名・・・)かと思っていたけど、組織を仕切っていたのか。
下っぱだとしたら、公衆の面前でのキスシーンをあそこまでスルーは無いですよねー。公衆というには公共性に欠けて、正しくは面前ではなく覆面前でしたけど!(誤差の範囲です)
そして翌日はマヤさんと調査というか・・・デート? 先週のことがあったからこういうことも可能になったんでしょうが・・・良い目見てるな文明、と思わずにはいられない(笑)。 元気づける手段が食物面に片寄りまくってますけど、彼女なりの精一杯の心配りなのでしょう。
マヤさん、一人だとカップ麺で済ます人じゃないですか。ソフトクリームも「美味しいんだって」と伝聞形で、食道楽タイプではないのは明白。だから美味しいものを振る舞うのは、自分も食べたいとかいう私情抜きの、100%気遣いなんだと思います。
亜美ちゃんの言ってたように、優しい子なんだよなぁ・・・それもまた、死亡フラグか(酷)。
加えて、食べてばっかのデートシーンは前夜の美風さんの場面と対照的にしてるんでしょうな。
同じ口でも、あっちはキスしたり指舐めたりとひたすらエロチック。それに対してマヤさんは色気以前に情緒すら不足気味という・・・いや、誉めてますよ?(笑)
そんな労りモードのマヤさんも、文明の疑念に激昂。
二人の関係性が変化していることで、キックの意味合いが単なるSの発露でなくなっているのが深いなー。
パパや亜美さんへの対応を見るに、マヤさんが攻撃的になるのは、好きな相手が自分を受け入れてくれない時なのでしょう。
教頭や美風さん等、親しくもない相手には当たり散らすことはないですし。冷静というか・・・にべもないというか(笑)、そんな感じ。
少なくとも、怒鳴ったりはしないと思いますね。出会いが規格外だった文明は例外として(笑)。
そんなマヤさんが文明にあんなに苛立ち蹴りつけたのは、彼が自分を信じてくれなかったから。
自分は魔女ではない、それを証明しようとしているのにやめろと必死に止められた。これは暗に疑っていますと言われたようなもの。
文明に悪意が無いのはわかっていると思うんですが、でもきっと、彼に信じてほしかったのだろうなぁ・・・美風さんよりも自分のことを。
でも、今回は文明の気持ちもわからなくはないような。美風さんの色香を抜きにしても、あの儀式はガチ過ぎて笑い飛ばせない・・・
そしてハイヒールを放り出して学院に帰ったマヤさんの前に、教頭が現れ・・・そしてサブタイが現実のものとなったという。
履き物と手帳の有無が気になりますが、その顔は間違いなく彼女のもので。そして、辺りを染める生々しい血痕・・・。そして、友人たちの涙・・・
ここまではまだシリアス・・・だったなぁ(黄昏)。
文字通りお通夜ムードのマヤチーム(いつの間に名前が)。スマイルとJKまでいる・・・まあ、場所が亜美さんの部屋みたいだし、それなら親父さんとつるんでたこの二人がいてもおかしくないのか・・・?
落ち込んでいた4人でしたが、自力で復活してくれるのが流石! まったく頼もしい限り。
親友の亜美、腕っぷしのスマイル、万能JK、お笑い担当・こずえとマヤ四天王に死角無し!
一方、立ち直れそうにない文明。罵ってほしいのか・・・(そこは流してあげようよ)。
これはちょっと・・・と見かねたのか(酷)、訪ねてきたのは教頭で。更にマヤさんも。 ・・・せ、生存を明かすのが、早い。10分も死んでなかったのではないだろうか・・・(笑)
しかし教頭は敵の出方を見すぎて、お嬢様を守れて無い気がするんですが。モスマンとかチュパカブラ騒動は結構命懸けだったような・・・警察を誤魔化せるダミー死体が造れる技術は確かにすごいですけど。
・・・まあ、今までも臨死体験装置とか降霊術授業とかやってたから有りなのか。
とか思っていたら美風さんまで、窓からコンニチハというかコンバンワ。メインキャラ、集結。そして・・・
あの手帳はマヤさんの手に無ければあっさり焼却処分できるの?なんて疑問が些細に思えるスゴイ展開でありました。
うわー、戦隊ヒーローの敵組織の女幹部みたくなったー・・・変身シーンは魔法少女っぽかったのに。腕のリングが変身アイテムなあたりまでは良かったのになぁ・・・完成形がちょっとなぁ・・・。
それにしてもあのリング、マヤさんの白い腕輪に対抗する(作中ヒロイン争奪戦の方向で)ってだけのものじゃなかったんですなー。
あ、フリーズ文明を置いて迅速に撤退するマヤさんたちは実に的確ですね!(笑)
そして追い付かれ、今度はお団子教頭が・・・・
まあ、これも有りだよね?となる雰囲気作りはずっとしてきてはいるのです。 呪文で呼び出された悪霊、天狗伝説、世界樹、メカによる臨死体験、ヤラセUFO、リアルUMA、成仏できない幽霊少女と、実に多彩なオカルト現象を取り扱ってきたわけで。
これらと被らないオカルトネタ。それも、クライマックスがばっちり盛り上がるものといえば『魔女・魔法使い』が来ても不思議ではないですよ。・・・正直、アニメチック全開な演出で意表を突かれた・・・どころか唖然としましたが(笑)。そうか、これがアニメノチカラだったのか・・・
もうここまでくると、カレーの隠し味も魔女の力なのか、マヤさんを腕一本で放り投げるのも白魔術なのかとか、細かいことに突っ込む気が失せてきます(笑)。
でもそういえば、美風さんの登場はマヤが手帳を手に入れた後で、それ以前の無防備な彼女には会ってないっけ・・・と今さら納得。ささやかに合理的な部分が(笑)。
けれど真面目に気になる部分が、前学長――マヤのパパさんについて。
降霊術も不発、偽死体が製造可ということは、彼には生きている可能性が。2012年にもそれらしき人がいますし。
でもそれだと、味方に付いた時点で教頭がマヤさんに教えそうですが・・・文明同様『敵を騙すにはまず味方から』作戦実行中なのかなぁ?
そんなところで次回へと続くー。
美風さんと教頭が対決するようですが・・・手帳ロストしたマヤさんはどうするんだろう・・・やはり(何が)、白い腕輪で変身ですかね? しかし魔女だと被る・・・となると選択肢は、
1)いっそのこと、巨大化
それもスカートのままで。 遂に明らかになるその中身!
2)今こそ和風で、巫女さん
白と黒が既にいるので、対抗して赤い袴。マヤさんの髪的にも似合いそう。
3)頼れる仲間と一緒に、戦隊ヒーロー
スマイルの巨大工具で整備されたロボが、学院のプールを割って登場。
それをマヤピンク、亜美ブラック、こずえグリーン、スマイルブルー、JKレッドが操縦。配色があれですが・・・亜美さんは黒木だからブラックなんですよ(他に言うことがあるだろう)。・・・あ、文明イエローはカレー食べる担当で。
簡潔にまとめると、もう何が起きてもおかしくないというか・・・予測不可能と言うか・・・むしろ、こちらの想像を越えてほしいです。
ひとつ希望を言うと・・・次回予告はJKで『愛を取り戻せ!!』が良い! 年代が合わないとか、文明はどうしたとか言わず!
もう、愛で空が落ちてきてもおかしくないと思うんです・・・(どんなイメージ)
そんなところで、今回は終わります。・・・あー、好き勝手書いた(笑)。結局長くなってるし・・・書きにくいとか言ったの、誰でしょうねー?
来週はマトモに戻る・・・つもりです、一応(笑)。それではー。
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