世紀末オカルト学院_第8話『まんま亜美〜ヤ!』感想 / テレビアニメ

一言結論:意地を張ってしまうこともあるけれど、彼女は代わらない。友情は失われてはいない。なら、親子の情は・・・?
ネタバレありますので、以下は続きから。
前回に引き続き、ひびが入ってしまった少女達の友情の行方が描かれたお話でした。
そっちがメインとなったことで、有る意味予想通りマヤ父娘の問題についてはあまり触れず。
何せ、チュパカブラが大量投入されたことで、そこまで議論を詰めてる暇が無い! 亜美さんも攫われてしまったわけですし。
それにしても、命の保障の無い緊急事態だっていうのに、ちゃんと準備に時間を取ってるなーという印象が。
まあ、ボウガンだってしばらく撃ってないと照準がずれる可能性もあるし、必要なことなのですが・・・妙に冷静な印象です。普通はもっと取り乱しそう・・・いや、普通じゃない経験は皆さま積んでらっしゃるんでしたね(笑)。
マヤとこずえは戦力外として、大人としては置いていくべきではないかとも思うのですが、きっと本人達が「行きます!」って行ったんだろうなぁ・・・
・・・カレー食した直後に問答無用で引っぱり込まれた奴もいましたが(笑)。
それに二人は敵を実際に見ているわけだから、人違いならぬオカルト違いも起こさない。
「見ろ、マヤちゃん! 仕留めてきたぞ!」
「河童じゃないですか、おじさま! コレ違います!」
とかなったら困りますものねー。
そしてJKが便利で便利でどうしたら。
RPGでいうと、戦士技能と盗賊技能持ち? いや、ダウジングは僧侶とか魔法使い系?
ともかく、彼の有能さはプリンを手土産に、
「父を殺した奴を探してください」
「ノストラダムスの鍵を探してください」
と頭を下げていいレベルですって絶対。
彼がいれば下準備無く1話で最終回までたどり着けます(笑)。じょじょに謎が解けていく楽しみが消し飛びますがね!
そういえば、久しぶりに本来の仕事をしている教頭先生を見た気がします(笑)。恋する乙女モードは今回お休みのようで。
何かもう彼女らのやってることって、『陰から世界を守っているヒーローマンガの主人公側組織の上司』みたいなことに(笑)。
オカルトなんて奇怪な事態が世に出ると社会が混乱するから、そういった案件を闇に葬る秘密組織、みたいなー。ほら、そういうのって特殊な能力を持った主人公が所属しそうな感じではないかと。
でも前回のモスマン騒動もそうですが、あれだけの死体が出てきてもみ消せるって結構大きな組織なのかなぁ・・・。
こずえはギャグキャラのおかげで無事だったけど(笑)、すんごい死人が出てるんですが。江戸時代頃から年に一人くらいのペースで集めてたんで、そんな大した事件にはなってない・・・とか?
最後の余談。
オカルト学園の生徒はUFOの真偽鑑定はフツーにできるものらしい。・・・・・どんな学び舎なんだ(笑)。
そんな諸々のネタは置いといて、今回の(おそらく)本題。マヤさんの内面。
亜美が誘拐なんかされなくたって、二人は仲直りをするつもりだったんですよね。
マヤさんにだって、意地とか折れたくない部分は有る。けれど彼女は事態をちゃんと鑑みて、時にはそれを引っ込められる。それだけの冷静さと頭の良さは持ち合わせているのです。
最後に、この大団円には必要だろうと、黒木父娘と和解するべく自らオカルトの話題をふるのだから。
(本質的には)昔と変わらず、そしてそれだけの度量の有るマヤなら、父親との関係修復もできそうだと思えます。
しかし最大の問題は、相手が既に死んでいること。
・・・こうなったら、学院の特別講師として青森からイタコを呼ぶしか・・・!
もう一人のメインキャラ、文明。無理矢理連行された形ですが、頼れそうな仲間と武器の存在が利いたのか、敵を前にしても今度は逃げ出さず。戦い抜いてくれました。
それどころか、マヤに気の利いた台詞を投げかける余裕さえ。・・・・まあ、死亡フラグですけどね(笑)。
でも、着実に成長してるんじゃないかなー。あれだけ最低なら、もう上がるしかないっていう可能性も捨てきれませんが(笑)。でも、ほら・・・褒めて伸ばそうよ(上から目線)。
すでに次回が放送済ですが、見てないので楽しみにしておきますー。
予告の歌い手は謎・・・水島氏では無いですよね? ヘリウムとかでも無理ですよね、あれは(笑)。
そのへんも楽しみ楽しみ。それではー。
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