2009年09月22日
宙のまにまに_第11話『それは白い雪のように』感想 / テレビアニメ




一言結論:雲の上に行けない彼女だからこそ、感じる親近感
ネタバレありなので、以下は続きから。
ラスト一歩手前、姫ちゃんが大プッシュでしたね!
キャラが目立つ基本は、ピンチに陥ること。と、いうわけで彼女に降りかかったのは、生命の危機!
・・・・・・・マジで?(マジでした)
等身大の部活アニメで、こんな展開が待っていようとは・・・
しかも、理由が『冬山を甘く見てたから』ってリアリティがありますよ。冬の山のことなんて何も知らない女の子は、あの程度の心構えでもなんら不思議は無いだろうし。
一般的に有り得る状況で話を作るのってハードル高いのにすごい・・・。常識の範疇で話を収めようとすればするほど、事件って起こしづらいんですよ・・・(個人的感慨)
マンガ描くときのそんな苦労は置いておいて、話の本筋。
姫ちゃんの内面を追っていく感じで、彼女の朔ちゃんへの揺るがない感情を再確認しました。
お姉さんが湿度計代わりにしてたりと描写がギャグっぽかったわりに、姫ちゃんの髪の毛へのコンプレックスは相当深刻なもののようです。
それなら、朔ちゃんをあんなに好きになるのも納得がいきますね。うん、恋は盲目ということか(納得してないだろその言い方は)。
で、彼女のライバル(いろんな意味で)の美星ですが・・・今のところ、一番は『星』って感じですね。
「自分のことをちゃんと認めてほしい」という姫ちゃんの思い、届かず(笑)
「年増先輩」とかムキになってつっかかっていたのは、その念の表れだったんですなー。
・・・ってことは、姫ちゃんは真っ向勝負する気満々で、美星や朔ちゃんの自覚が曖昧なうちに勝利をかっさらおうとか全く思っていないのか。
いやほんと、まっすぐでいい子だなぁ・・・。泥沼フラグがたたない。安心して見ていられますよ。
ただ、彼女の目指すものが『勝つこと』でなく『負けないこと』だから、ってだけの可能性もあるので・・・そこが不安ですかね。
文化祭の時にもちょっと思ったのですが、恋敵がいなくなれば、姫ちゃんは動かないタイプの様子。
ライバルの排除にばかり懸命で、今のところ告白する気は無いように見えます。
姫ちゃんの恋愛感情はまさしく『恋』で、『愛』には至ってないということでしょうか。
自身の気持ち(髪の毛を褒めてくれたうれしさ)でいっぱいで、相手の感情(朔ちゃんはそれを全く覚えていない)はどうでもいい・・・とまでは行かなくても、そこまで意識が届いていない。
あと、彼女のとっている道も甘く見えるんですよね・・・
告白という振られる危険を伴う選択肢は避ける。そしてライバルを遠ざけることで最も親しい位置に収まる、と。・・・いや、ここまで意識してやってはいないと思いますけど(笑)
悪い子じゃないのは見た通りなので、恋愛面では未熟ってだけなんでしょう(高校生だし当然です)。それに、朔や美星はもっと未熟ですし(笑)。
全体的にゆったりペースの彼ら。ここから三人がそれぞれの歩調で進んでいく様子はかなり見てみたいですねー。
強引な山や谷が差し込まれることなく今の雰囲気のまま描かれる恋愛模様とか、昼ドラとは別方向での良作になると思うのに・・・もう終わりなのが残念です。
話を戻して、姫ちゃんに「雲の上」と評された美星ですが、そう言いたくなる気持ちもなんとなくわかります。
この子の内面はあまり描写されません。モノローグは、朔(主人公)と姫ちゃんが多い。
責任を感じての行動が裏目に出たり劣等感を抱いたりと完璧とはいかないこの子。
「雲の上」には行けないけれど、そんな彼女だからこそ、見ている側は共感し、応援したくなると思います。
美星は「雲の上」の星のように絶対の輝きやエネルギーがある子ですけど、あんまり身近には感じられないからなぁ(いい子なんですけど)。だっていないってあんな子(笑)
そういう意味では一長一短というやつで、姫ちゃんは自分を卑下することないのになーと。
次回は、最終回。
合宿の最中に終わりを迎えるとは思ってませんでしたよ、部長は?と思ったら・・・心配して、損しました(笑)
その、女性との縁を江戸川くんにも一割くらい分けてあげればいいのに・・・あ、それはまず朔ちゃんか。
いや、そもそも今回何してたっけ主人公。前回で出し尽くしたのか?
・・・まあそれも含めて次回に期待するとしましょう。
火曜深夜に見られるので、感想は早めにあげられるとおもいます・・・たぶん(笑)。
それではー。


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キャラが目立つ基本は、ピンチに陥ること。と、いうわけで彼女に降りかかったのは、生命の危機!
・・・・・・・マジで?(マジでした)
等身大の部活アニメで、こんな展開が待っていようとは・・・
しかも、理由が『冬山を甘く見てたから』ってリアリティがありますよ。冬の山のことなんて何も知らない女の子は、あの程度の心構えでもなんら不思議は無いだろうし。
一般的に有り得る状況で話を作るのってハードル高いのにすごい・・・。常識の範疇で話を収めようとすればするほど、事件って起こしづらいんですよ・・・(個人的感慨)
マンガ描くときのそんな苦労は置いておいて、話の本筋。
姫ちゃんの内面を追っていく感じで、彼女の朔ちゃんへの揺るがない感情を再確認しました。
お姉さんが湿度計代わりにしてたりと描写がギャグっぽかったわりに、姫ちゃんの髪の毛へのコンプレックスは相当深刻なもののようです。
それなら、朔ちゃんをあんなに好きになるのも納得がいきますね。うん、恋は盲目ということか(納得してないだろその言い方は)。
で、彼女のライバル(いろんな意味で)の美星ですが・・・今のところ、一番は『星』って感じですね。
「自分のことをちゃんと認めてほしい」という姫ちゃんの思い、届かず(笑)
「年増先輩」とかムキになってつっかかっていたのは、その念の表れだったんですなー。
・・・ってことは、姫ちゃんは真っ向勝負する気満々で、美星や朔ちゃんの自覚が曖昧なうちに勝利をかっさらおうとか全く思っていないのか。
いやほんと、まっすぐでいい子だなぁ・・・。泥沼フラグがたたない。安心して見ていられますよ。
ただ、彼女の目指すものが『勝つこと』でなく『負けないこと』だから、ってだけの可能性もあるので・・・そこが不安ですかね。
文化祭の時にもちょっと思ったのですが、恋敵がいなくなれば、姫ちゃんは動かないタイプの様子。
ライバルの排除にばかり懸命で、今のところ告白する気は無いように見えます。
姫ちゃんの恋愛感情はまさしく『恋』で、『愛』には至ってないということでしょうか。
自身の気持ち(髪の毛を褒めてくれたうれしさ)でいっぱいで、相手の感情(朔ちゃんはそれを全く覚えていない)はどうでもいい・・・とまでは行かなくても、そこまで意識が届いていない。
あと、彼女のとっている道も甘く見えるんですよね・・・
告白という振られる危険を伴う選択肢は避ける。そしてライバルを遠ざけることで最も親しい位置に収まる、と。・・・いや、ここまで意識してやってはいないと思いますけど(笑)
悪い子じゃないのは見た通りなので、恋愛面では未熟ってだけなんでしょう(高校生だし当然です)。それに、朔や美星はもっと未熟ですし(笑)。
全体的にゆったりペースの彼ら。ここから三人がそれぞれの歩調で進んでいく様子はかなり見てみたいですねー。
強引な山や谷が差し込まれることなく今の雰囲気のまま描かれる恋愛模様とか、昼ドラとは別方向での良作になると思うのに・・・もう終わりなのが残念です。
話を戻して、姫ちゃんに「雲の上」と評された美星ですが、そう言いたくなる気持ちもなんとなくわかります。
この子の内面はあまり描写されません。モノローグは、朔(主人公)と姫ちゃんが多い。
責任を感じての行動が裏目に出たり劣等感を抱いたりと完璧とはいかないこの子。
「雲の上」には行けないけれど、そんな彼女だからこそ、見ている側は共感し、応援したくなると思います。
美星は「雲の上」の星のように絶対の輝きやエネルギーがある子ですけど、あんまり身近には感じられないからなぁ(いい子なんですけど)。だっていないってあんな子(笑)
そういう意味では一長一短というやつで、姫ちゃんは自分を卑下することないのになーと。
次回は、最終回。
合宿の最中に終わりを迎えるとは思ってませんでしたよ、部長は?と思ったら・・・心配して、損しました(笑)
その、女性との縁を江戸川くんにも一割くらい分けてあげればいいのに・・・あ、それはまず朔ちゃんか。
いや、そもそも今回何してたっけ主人公。前回で出し尽くしたのか?
・・・まあそれも含めて次回に期待するとしましょう。
火曜深夜に見られるので、感想は早めにあげられるとおもいます・・・たぶん(笑)。
それではー。

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