宙のまにまに_第8話『イルミネイト グラウンド』感想 / テレビアニメ
一言結論:文化祭で成果発表
ネタバレありなので、以下は続きから。
みんなで迎えた文化祭当日。
ここで活動の成果が示されたわけですが、それは部としてだけにとどまらず朔ちゃん自身についても言えると思います。
一学期開始の時点ではお世辞にも社交的とはいえなかった彼でした。
それが文芸部の女子達にも好評だし、江戸川君の妹たちとも仲良しだし、プラネタリウムのお姉さんとも擬似カップルと交友関係が広がったものです。
フーミン会長はともかく一般文芸部員と天文部に交流はないし、江戸川シスターズは皆初対面だし、プラネタリウム行きは朔ちゃんの提案で実現したもの。
これらの人々との繋がりは、美星や天文部の後押しでなく彼自身が築いたと言えるでしょう。
それを思うと「人の流れができてる・・・」という言葉は、自分の現状を無意識に言い表しているとも取れます。
この文化祭は、まさに今までの活動の成果が示されていたと思います。
それをきっかけとして、更に人間関係は学外へと広がっていくようですが・・・ちょっと不安な面も。
草兄先生の「身の丈に合ったやり方でいくといい」みたいな台詞を思い出すと気になるというか。
ビデオレターの送り主はかなりの実力の方々のようです。彼らに合わせるとなると、今までのようなゆったりペースは許されなくなるのかもしれません。
望遠鏡もロクに無い弱小部の彼らにはシンドイことになるのでは・・・
レベルアップ自体は悪いことではないけれど、彼ら自身の持ち味を失ってほしくないなーと思います。ま、取り越し苦労の可能性もあるのであんまり心配してもしょうがないですね(そもそも何故保護者目線なのか)。
保護者といえば、今回のお話を終えてレギュラーで家族の登場がゼロなのは部長と美星だけですね。
やっぱり、彼女の家庭には何かが? 部長は・・・・まあいいか(酷)
と見せかけて「実はそれはミスリード! 美星の家は普通、しかし転勤から戻ってきた朔ちゃん父は(母さんの離婚+再婚で)昔と別人に!」というサプライズ展開とか・・・・ありえなさすぎますがちょっと見てみたいかも・・・(勝手なことを)
で、朔ちゃんの人間関係に話を戻すのですが・・・
寂しさをガマンしていた美星の本心に気付き、姫ちゃんにはノートのお礼を叫び、小夜先輩のお宅を訪問し、文芸部女子には好印象を残し、フーミン会長には冊子で高評価、江戸川姉妹とお手手つないで、はるこさんと擬似デート・・・・・
まさに全方位死角なし。ハーレムENDへの着実な一歩を踏み出す彼は一体何者・・・!? しかも、誰にも妬かれていないというのが恐ろしい・・・・!
彼は青いくらいがちょうどいい気がしてきましたよ。女性との付き合いに手慣れたりしようものなら、何人が泣くことになるか・・・・(言いがかり)
そういえば、草兄先生のドリンクの辺りの台詞にえらく共感してしまいました。
わかる・・・! 10代はね、疲れからの回復が早いんだよ・・・・! だんだんそうは行かなくなって来るんだよ・・・・!(笑)
そんな感じ(どんな感じだ)で、今回の感想は終わります。
それではー。
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