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おすすめマンガ◆海の大陸NOAシリーズ/じゅきあきら▼コミックボンボン⇒MiChao!

     

 私がマンガを語る上で外せないのがこの『海の大陸NOA』シリーズ。
 以下、知らない人向けの解説。
 ネタバレありの感想は続きから。

 このマンガはコミックボンボン連載中から大好きでした。
 なにせオンデマンド版も買っちゃうほど。
 ・・・・内容は見た話ばっかでちょっと残念でしたけど。

 そんな感じで再開を7年待ってたクチです。
 あ、そのへんの事情をちょっと解説しますと。


コミックボンボン連載『海の大陸NOA』(全3巻)
  コメント「作者が目の病気です。時々休みを入れます(意訳)」
説明が全く無いまま7年経過
  いつの間にかコミックスも完結扱いに
ボンボンに読みきりで復活『海の大陸NOA+(プラス)』連載(全3巻)
  コミックボンボン休刊
WEBサイトMiChao!で連載『海の大陸NOA×(かける)』(1巻) <現在


 こんな感じ。
 まあ正直なところ再開を信じていたというより、諦められなかったって感じでした。
 往生際が悪く、毎月ボンボンの目次チェックは欠かしませんでしたが。

 連載事情はその辺にして、お話の内容に移ります。
 分類はギャグマンガ。
 ただ、ストーリーラインがギャグの間にたまーに見えます。
 ノリは軽いんですが、設定や展開だけ抜き出すとこれが重い。


大地はほとんど水没し、小さな島が唯一残っているのみ
●多くの人間が住むのは、島上空の人工都市
●島の人間は子ども二人だけ。あとの住人は都市の科学者が製造・廃棄した生物兵器たち
●子どもらの肉親含む他の人々は、都市が作ったウイルスによって死亡
脳を摘出され、それを犬型生物兵器の体に移植された科学者とその恋人の女性の存在
人間と生物兵器の間に生まれたハーフたちは都市の支配に対して反乱組織を結成、戦闘が起こっている
●二人ほど儚く消える幼い子ども
ヒロインに死亡フラグの影


 ってここだけ読むと鬱マンガのようですが。
 本当にギャグマンガですよ。
 というわけでコメディ要素。


オッサン顔でウマ胴体、オカマキャラの生物兵器(主人公の少年に惚れてます<お約束)
◆恋人を犬の姿にされた女性は自身の体重の倍のラーメンを食す
◆敵側幹部二人はボスラブ。それぞれ乙女化・ストーカー化し、ボスを困惑させる
◆一目惚れした少女相手に妄想(彼女との結婚生活)を前提に発言する海賊
◆最強キャラは中年サラリーマン風の『中村さん
◆ヒロインに片思いする主人公の恋のライバルは、段ボール箱人間(生物兵器)
◆「これからは手術のことを『カトリーヌ』と呼ぼう」
  ⇒「じゃあ『カトリーヌ』入りまーす」「何する気!?」


 ・・・これだと、変なマンガのようだ。
 では最後に、普通のマンガっぽい要素を。


◎ヒロインキャラ二人はもちろん美少女
◎主人公の妹ポジションに元気っ娘
◎都市から逃げてきた、謎を秘めた清楚なヒロイン
◎敵のボスの科学者は、クールでメガネの金髪美形青年
色黒でツリ目の海賊少年(結構美形)
◎主人公の武器は剣、必殺技有り

 
 こんなところですかね。
 ここまで色んな要素がごちゃ混ぜになってるマンガは珍しいと思いますよ。
 普通しぼりますから、方向性。

 そんなこんなでどたばたしてるうち、ストーリーの鍵であるヒロイン『マリア』の秘密がじょじょに明かされていくって感じです。
 最初は彼女を連れ戻しに来た刺客の撃退が主でしたが、敵の施設に乗り込む展開があったり。
 そしてマリアの謎は大地が沈んだ時代にまでさかのぼる様子。
 まあギャグやってるページ数の方が断然多いんで、クライマックスがいつになるかは定かではないですが。

 連載サイトMiChao!の登録は無料なんでアップ期間中はタダで読めますし、携帯の方だと最新話を早く見られます。
 興味がある方は、まずは気軽に無料の方を読んでみるといいと思いますよ。



海の大陸NOA 1 (1) (コミックボンボン)

海の大陸NOA 2 (2) (コミックボンボン)
海の大陸NOA 3 (3) (コミックボンボン)
海の大陸NOA+ 1 (1) (講談社コミックスボンボン)
海の大陸NOA+ 2 (2) (講談社コミックスボンボン)
海の大陸NOA+ 3 (3) (講談社コミックスボンボン)
海の大陸NOA ×(カケル)(1) MiChao!KC (KCデラックス)





 
以下ネタバレ有りで語ります。

 好きなキャラは、マリアです。
 島の住人に振り回されながら、ボケやツッコミに懸命に加わるところがかわいくて好きです。
 あと、謎を秘めたヒロインってのに弱くて。
 水色の髪もきれいですよね。
 でも、他キャラが黒髪・金髪と自然色なのに対して彼女だけこの色なのは、何かの伏線でしょうか。

 キャラクターのデザインっていうか造形で好きなのはサミアド。
 初めて読んだ時が巨大サボテンの回だったので、この一連のサミアドの話で感動して、NOAファンになった思い出のキャラでもあります。
 だから必殺技とかでちょくちょく出てくるようになって、ちょっと拍子抜けしたところも少々。
 もっと出すのにもったいぶっていいキャラなはずなのにーとか。

 もちろんリュークも好きですよ。
 いざって時には頼りになる(時もある)我らが島のボス!
 懐の深い彼は、でっかい男になること間違いなしです。

 カップリングとしては、王道のノエフェリはいいですよね!
 純愛だよなー。現状、悲劇的と言えるはずの関係ですよね。あんまりそんな感じしないですけど。
 破天荒なフェリアに、ここでも常識派のノエルは突っ込み役に回ります。いいコンビ! 愛ですね!(断言)
 サンクルスのノエル(ダイダロス)はフェリアが危ないことしてるんじゃないかって常に心配していて欲しい。

 アレックスとキッチェは今のままの、うざがられても懲りないお頭と、その様子におろおろする工作員たちという構図がいいと思います。(周囲も含めてのカップリング?)
 でもキッチェが大きくなって、ちょっとときめきだして「なんでこんなやつに〜」みたいに葛藤する少女マンガのような展開も少し見てみたい。でもそれは別のマンガか。

 リュークとマリアは、これまた基本現状のままでいいです。
 マリアにとってリュークは頼れるボスで、恋愛感情ではなく絶大な信頼を寄せてるのを希望。
 マリアはリュークの気持ちには気付いてない気がします。彼女どこか天然だし。
 リュークはなんとかアプローチを試みるけど、ジェラシーめらめらのテイオーがトラブルを巻き起こす、と。(またカップリングで面子増えたよ)

 と、キャラ関係について述べてきましたが、私がこの作品で一番好きなのは、重苦しい背景があるところなんですよね。
 シリアス展開のマンガが好みってこともあるけれど、キャラたちはその鬱背景をものともせず明るい。
 笑顔で馬鹿騒ぎし、それを心から楽しんでいて。
 これからもきっといろいろあるんでしょうが、でも彼らなら何とかしてくれるって信じられる。
 そんなNOAが大好きです。
 あー、私もサンクルスに行きたいなー。

 ちなみに最近の印象的なシーンは幼マリアの場面。
「あれ、もしかしてこの二人って義兄妹ってことになるの!? 何その設定、狙いすぎだろ最高だ!!」
 とか内心思ってました。・・・鬱背景、関係ないし。
 結局マリアなら何でもいいようです。

 あー、連載っていいですよねーほんと。
 次の話が楽しみに出来るって素晴らしい!
 じゅき先生、くれぐれもお体に気をつけてがんばってくださーい。

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