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TIGER & BUNNY _第13話『Confidence is a plant of slow growth.(信頼という木は大きくなるのが遅い木である)』感想 / テレビアニメ

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 ネタバレ含むので、以下は続きからー。


 ジェイク編、起承転結の結。
 前回のピンチより一転、大逆転でひとまずめでたし・・・という展開が非常にスピーディーな回ですな。劣勢だった女子組はどうやって逆転したのか。
 けれど後半の事件も、さんざん追い詰められた割にあっさり解決していたので、このあたりは爽快さを出すためにあえてそういう配分になっているのでしょう。

 前回の記事でも書いた通り、この作品で最も大切なのは虎徹さんとバーナビーの関係。
 そこが『雨降って地固まる』ってな状態になってしまえば、もはや敵役は仕事を終えたということ。
 そうなるとジェイクはクリームを巻き込んで落ち、後半のマーベリックはロトワングにも自分にも始末をつける。退場が実にすみやかに行われます。
 アニメ版ではラスボスにあたるマーベリック氏は流石にアンドロイドなどで抵抗はしましたけど・・・あれもバーナビーに炒飯のことを言わせる場面を作るためにああいう行動に出させた(脚本が)のではないかと。

 そんなわけで後味の良い解決となると、登場できないルナティック・・・
 女子たちのピンチを救う青い炎のダークヒーローを想像した日もありました(笑)。まあ、それは虎徹さんのピンチにお預けですね。

 そういえば、真面目さゆえに突っ込みを担うこととなって披露するブルーローズに笑いました。常識人は苦労する(笑)。
 あとは最後、手を取ってヒーローの勝利を喜ぶライル夫妻には「良かったなぁ・・・」と(パオリンのご両親はリアルタイムで放送が見られる環境ではないと思うので)。
 夫妻はどんなに心配だったでしょうね・・・。夢のためにと危ない仕事をがんばってる一人娘が、あんな野蛮人と戦わされるなんて本当、冗談じゃないですよ。
 だから本当、あの喜ぶシーンが印象的でした。この感想を書くのに放送を見返してるんですが、バーナビーとか虎徹さんのことよりそっちの方をよく覚えていたくらいです(笑)。


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