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TIGER & BUNNY _第4話『Fear is often greater than the danger. (案ずるより、生むが易し)』感想 / テレビアニメ

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 再開を目指してのリハビリのつもりで軽めにいきます。

 ネタバレ含むので、以下は続きからー。


 この世界における『ヒーロー』とは職業であり、中の人(笑)は文字通り人間なんですよ、というお話だったと思います。
 そんなわけで今回の主役、ブルーローズことカリーナの、『普通の女の子』としての側面に焦点が当てられていた印象です。

 友達とも遊びたいし、親に口うるさく言われるのは嫌。
 勉強がとびぬけてできるわけでもない、夢は有るけど叶うかどうかはわからない、でも見えないところで飲酒するほど不良でもない。
 マシンガン持ってる凶悪犯は怖いし、『大人の事情』はわかるけど呑めるほど割り切れない(呑まない、という方向で割り切ってしまったいい大人もいますが)。
 どれも普通の女の子らしい状況とか気持ちとかであると思うのですよ。

 あろ、おそらく彼女が『普通』に見えるように、カリーナの家の映し方に気を遣っていたように感じました。
 おそらくライル家は、日本人の三人家族が暮らす家よりかなり広いんですよ。特に富豪というわけではないと思うのですが、あの街の住宅事情は日本とはやはり違う。
 だから意図的に家が広く見えすぎないようなアングルにしていたのではないかと思います。カリーナがお嬢様には見えてしまわないように。
 というのは余談として。

 真面目な子ではあるにせよ、特に高潔な志があるわけでもないカリーナがヒーローを続けることにした理由が、やっぱり一般人の感覚に近いものなのは納得でした。
 端的に言うと、市民より仲間を助けたかったってことですよね。

 フィクションでヒーロー(英雄)と呼ばれる存在は、名も無き人々のために戦うことが多いと思います。
 人知れず、あるいは自分や仲間を犠牲にしても皆を救う。それはなかなか真似できない立派なことで、だからこそ物語の主人公にされるのだとは思うのですが。
 けれども一般人からすれば、顔の見えない不特定多数よりは顔も性格も良く知った仲間のほうが大切に思えるものではないかと。
 だからカリーナも、見知らぬ酔っ払いの賭けは頭にくるけど、仲間なら同じ賭けでも許せると。

 炎で紅く照らされていた画面が、ブルーローズ登場により青く変わるったところがすごく綺麗で印象的でしたね。


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