2011年05月16日
TIGER & BUNNY _第2話『A good beginning makes a good ending. (はじめが肝心)』感想 / テレビアニメ
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一言結論:力ある者の基本理念。それに忠実に生きる男、生きない男
ゆっくりとでも追いついていきたいです。2話の感想ですー。
虎徹オジサンのヒーローとしての指針であるレジェンドとの思い出。彼は今もそれを信じ、なぞるように行動する。
そんな今回を見て、彼はプロフェッショナルとしては劣等生な商売下手だとしても、社会非適合者ではないんだなぁ・・・と思ったり。
このシュテルンビルトにおいて特異能力者――『NEXT』が社会が受け入れた理由は、「彼らは能力を自分(の利益)のために使わない」と一般市民が思ってくれているから。そして、そう思わせることができたからだと思うんです。
だからNEXTであるヒーローたちが能力を公共のために用い、それを大々的に喧伝することには意味がある。『HERO TV』もNEXT以外の一般市民に不平等感や不満を抱かせないための手段のひとつなのではないでしょうか。
NEXTは能力を私欲では使いませんよー、能力で好き勝手しようとするときっちり取り締まられるんですよー、しかもそれはNEXTがやりますから一般人の皆さんのお手を煩わせることはありませんよー・・・というアピールが含まれていると思うんです、あの番組。あとNEXTはビジネスにも使える存在ですよー、とも(笑)。
ヒーローがとちって犯人を逃がしてばかりだったらむしろ逆効果になっていた危険はありますが、今のところはうまくいっている様子。
・・・少し話が逸れたか。
ともかくですね、あの街でNEXTの能力は公共のものという扱いなのではないかと。
しかしながら、それは大多数の一般人には納得がいっても、NEXTからすれば好ましくない話でもあるわけで。自分の力を自分のために使って何が悪い、とフラストレーション溜まって当然。
で、そんな立場のNEXTに必要な精神を、虎徹オジサンはトニー少年に身をもってわからせたのだと思いました。これから一生NEXTとして生きていかねばならない彼には必要だから・・・ってところまでオジサンは深く考えていないかもしれませんが(笑)。
その力でなら、困っている誰かを救える。それができる君を、みんな友達だって認めてくれる。それに、人助けって悪くない気分だろう?
虎徹のオジサンが言いたかったのは大体こんなことじゃないかなー。レジェンドよの出会いによって得た素直な信条なのでしょうな。
周囲に認められ、更に充足感まで得られる。すっごくドライな言い方になりますが、NEXTが一般人と共存していくのに、なかなか有効な考え方だと思われます。
しかしその考えに沿って動いていたが故に、虎徹さんは自分の娘を救えなかったのではないかと。
その他の群衆を放り出し真っ先に楓ちゃんの安全を確保していたなら、きっとバーナビーの手を借りずとも娘を守れたはず。
でもそれは、NEXTの掟に背く行為。能力を自分のために使うことはご法度ですから。
そこで虎徹オジサンに代わって楓ちゃんを助けたのがバーナビー。彼は、オジサンとは全く違うルールで能力を使う人物だということを匂わせているのかなー。
バーナビーは、虎徹さんとは対象的に能力を自らのために使っている(らしきことが、ほのめかされている)。彼が顔と実名を出してヒーローをやっているのは、どうも彼自身の目的のためのようで。
シュテルンビルトでのヒーローの定義を『市民の安全ために能力を使うNEXT』だとするなら、虎徹オジサンよりバーナビーの方が余程あるべきヒーロー像から遠いのではないかと思います。
ただ成果は上げているので、スポンサーには受ける、と(笑)。
しかし『ヒーロー』が『職』として確立されたことを思えば、バーナビーはバーナビーで現状に適応しているとも言えるのですが。
凸凹コンビのこの虎と兎、二人で一人前に見えます(笑)。
●1話『All’s well that ends well.(終わりよければすべてよし)』感想へ
●2話『A good beginning makes a good ending.(はじめが肝心)』感想へ
●3話『Many a true word is spoken in jest.(嘘から出た真実)』感想へ

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星のすみか
虎徹オジサンのヒーローとしての指針であるレジェンドとの思い出。彼は今もそれを信じ、なぞるように行動する。
そんな今回を見て、彼はプロフェッショナルとしては劣等生な商売下手だとしても、社会非適合者ではないんだなぁ・・・と思ったり。
このシュテルンビルトにおいて特異能力者――『NEXT』が社会が受け入れた理由は、「彼らは能力を自分(の利益)のために使わない」と一般市民が思ってくれているから。そして、そう思わせることができたからだと思うんです。
だからNEXTであるヒーローたちが能力を公共のために用い、それを大々的に喧伝することには意味がある。『HERO TV』もNEXT以外の一般市民に不平等感や不満を抱かせないための手段のひとつなのではないでしょうか。
NEXTは能力を私欲では使いませんよー、能力で好き勝手しようとするときっちり取り締まられるんですよー、しかもそれはNEXTがやりますから一般人の皆さんのお手を煩わせることはありませんよー・・・というアピールが含まれていると思うんです、あの番組。あとNEXTはビジネスにも使える存在ですよー、とも(笑)。
ヒーローがとちって犯人を逃がしてばかりだったらむしろ逆効果になっていた危険はありますが、今のところはうまくいっている様子。
・・・少し話が逸れたか。
ともかくですね、あの街でNEXTの能力は公共のものという扱いなのではないかと。
しかしながら、それは大多数の一般人には納得がいっても、NEXTからすれば好ましくない話でもあるわけで。自分の力を自分のために使って何が悪い、とフラストレーション溜まって当然。
で、そんな立場のNEXTに必要な精神を、虎徹オジサンはトニー少年に身をもってわからせたのだと思いました。これから一生NEXTとして生きていかねばならない彼には必要だから・・・ってところまでオジサンは深く考えていないかもしれませんが(笑)。
その力でなら、困っている誰かを救える。それができる君を、みんな友達だって認めてくれる。それに、人助けって悪くない気分だろう?
虎徹のオジサンが言いたかったのは大体こんなことじゃないかなー。レジェンドよの出会いによって得た素直な信条なのでしょうな。
周囲に認められ、更に充足感まで得られる。すっごくドライな言い方になりますが、NEXTが一般人と共存していくのに、なかなか有効な考え方だと思われます。
しかしその考えに沿って動いていたが故に、虎徹さんは自分の娘を救えなかったのではないかと。
その他の群衆を放り出し真っ先に楓ちゃんの安全を確保していたなら、きっとバーナビーの手を借りずとも娘を守れたはず。
でもそれは、NEXTの掟に背く行為。能力を自分のために使うことはご法度ですから。
そこで虎徹オジサンに代わって楓ちゃんを助けたのがバーナビー。彼は、オジサンとは全く違うルールで能力を使う人物だということを匂わせているのかなー。
バーナビーは、虎徹さんとは対象的に能力を自らのために使っている(らしきことが、ほのめかされている)。彼が顔と実名を出してヒーローをやっているのは、どうも彼自身の目的のためのようで。
シュテルンビルトでのヒーローの定義を『市民の安全ために能力を使うNEXT』だとするなら、虎徹オジサンよりバーナビーの方が余程あるべきヒーロー像から遠いのではないかと思います。
ただ成果は上げているので、スポンサーには受ける、と(笑)。
しかし『ヒーロー』が『職』として確立されたことを思えば、バーナビーはバーナビーで現状に適応しているとも言えるのですが。
凸凹コンビのこの虎と兎、二人で一人前に見えます(笑)。
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things off a whole lot and don't manage to get anything done.