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閃光のナイトレイド_第10話『東は東』感想 / テレビアニメ

  

一言結論:戦乱が無ければ、『能力』が無ければ、ただの友人同士でいられただろう。それらが有ってこそ出会えた彼らなのだけれど

 ネタバレありますので、以下は続きから。


 桜井機関のメンバーを一人ずつ(棗は雪菜とセット?)口説いてた若の地道な行動が遂に成就しましたねー。葛、陥落。
 理論派は理屈ができてれば交渉できる分、感情的な人間よりもやりようがあるのかもしれませんな。
 加えて若は軍の指揮官だったわけで、葛のような模範的な軍人は扱いやすかったのでしょう。

 しかし振り返ってみると、実妹の拒絶が一番はっきりしていた気がします。まあ、葵は戸惑ってるうちに消えたんですけど。
 それにしても、桜井のオッサンも大変だなぁ・・・葵が帰ってきたと思ったら次は葛て。一週間の間に腹黒親父から飄々キャラに戻してきたというのに・・・(笑)

 夜景を眺める4人のところは良いシーンでしたね。
 『能力』も関係なく、ただ同じ夜の風景を見ているだけの彼らは、普通の友人同士のよう。性格的に合わないところも有るけれど、人間的には決して嫌い合っているわけではない4人。
 戦争とか『能力』とか面倒なあれやこれやが無ければ、彼らも純粋な友情を育めたのかもしれない・・・というのは有り得ない夢。4人を引き合わせたのは、その面倒なあれこれ。だから、夜が明ければ彼らは『仕事』に戻る。
 スパイという『影の存在』である彼らは、昼間はひっそりと身を潜めねばならず。だから夜は束の間の自由を得られるのかもしれない(月の無い夜は尚更)、なんて思うと切なさを覚えてならなかったです。
 「この仲良しぶりは別離フラグだろ」とか思っていたせいで余計切なくて・・・(それはお前の勝手)

 しかしお嬢様はほんと仲間三人が好きだなぁ・・・。
 でも「星を見に行こう」と誘ってきた男と二人きりの状況で「棗と葛にも見せたい」って・・・フラグブレイカーの台詞ですそれは(笑)。まあ、葵の本命の存在は周知の事実ですけど・・・

 さて一方、ようやく行動や目的が見えてきた若です。
 彼の目的は、アジアを西欧と対抗し得る一大勢力とすること。そのために『預言者』の言葉をヒントに『新型爆弾』の開発に着手しているようですね。
 前回の感想の未来云々とかいうのは忘れてください(笑)。
 若は徴兵の時点で30代近くか・・・まだ独身なんですねー。葵なら静音さんと結婚してただろうな・・・あんなことが無ければ。

 でも、若が『預言者』との出会いをきっかけとして軍から離脱したとなると・・・その出来事は静音さんが『亡くなる』前のことなのでは?
 すると彼が口にした『預言者』というのは、正式な襲名前の静音さん、もしくは先代の『預言者』?
 その辺は、次回でわかりそうですね。若と静音さんが一緒に行動していましたから、以前に面識があればそういう話もするでしょうし。

 しかし、あと2〜3話くらいですよね・・・。
 一体どうなるんでしょうか。若が行動を起こさなければ、ストーリー概要にある『世界を震撼させる』事態にはならないのですが・・・それだと実際の歴史と変わってきそう・・・。まあ、各国の政治家が超頑張って揉み消せば何とかなるのでしょうけど。

 それとEDで高千穂家の3人と一緒に映ってる人は何時になったらご登場なのでしょう? ここに来てキャラ追加ですか?
 そういえばこの人、ぱっと見女性に見えたんですけど、じーっとみると細身の男性でもいけるのかな・・・とすると、市ノ瀬とか? でもあのひょろいのが飛行機乗りとは思えないし・・・謎が深まるばかりです。

 まあ、次回の放送はもう今夜ですし、さっさと終わろうと思います。
 それではー。




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