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ディズニーシーに行って来ましたー

 先日、母と祖母との女三代でディズニーシーに行ってきたので、それについての日記です。
 しばらく前の、ハロウィンイベントをやってた頃の話です。
 『ダーカー』感想はまだです。うちの地方は金曜深夜の放送なので。

 えー。まず、行ったのが文化祭の代休と文化の日だったんです。
 その前後の予定は、

文化祭の展示品作り
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展示の会場準備
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文化祭当日(二日間)当番のシフト
 ↓
会場の撤去作業・その後に打ち上げに行って終電で帰宅
 ↓
溜まっていた家での作業をちょこちょこ片付けて4時間後に出発
 ↓
一泊して翌日に帰宅
 ↓
その翌朝より学校

 こんな感じで(笑)。おかげでその週末は死にそうでした。
 むしろ、出発前からくたくたでして。行きの電車で寝っぱなしだったのはもちろん、一時間待った(座ってですが)ショーのほとんどぐーすか寝てたりしました(笑)。
 その日は肌寒くて、会場内はあったかいし席も一番後ろでほとんど見えないものだから、つい・・・。かなり大きな音がしていたはずなのに。
 休日より平日に行った方がいいだろうということで、全員の予定が合うのがこの日だけだったので仕方なかったんですけど。

 そんなわけで、一泊した割に実際園内にいたのは半日くらいでした。
 杖のお祖母ちゃんが一緒ということで、ゆっくりした乗り物やショーをメインに見ていた感じで。
 それでもすごく楽しかったです。またいつか、ゆっくり満喫したいです。
 それでは、見て来たもののいくつかについての感想を。

 まず『リトルマーメイド』のショーについて。
 これは、海洋生物の動きが楽しかったです。魚型のリボンをひらひらさせて、ちゃんと泳いでるように見えるのがすごいなーと。
 カニもでっかいぬいぐるみみたいな感じなのに、ハサミや脚だけでなく表情まで動く。それもちゃんと『ディズニー的な』しかめっ面になるんですよ。
 これは人形が凝ってるっていうのももちろんですが、キャラクター造形が立体的になっても平気な作りになってるということで。それがすごい。
 二次元から三次元に無理なく移行できて、しかも魅力的っていうのは難易度が高いんだろうなぁ。平面上でないと成立しないキャラだとしても、かわいく或いはかっこよく描くってそれだけでも大変なのに・・・
 とか微妙にずれたことを考えつつ見ていました。

 あと、キャラクターを動かすのを実際にやってみたくて仕方なかったです(笑)。
 文字での説明は少々難しいのですが、いくつかのキャラは巨大なマリオネットのような仕組みになっていて。
 キャラクターのヒレや尻尾にワイヤーが付いていて、それがフレームに伸びているんです。そのフレームを動かすことで、キャラの各部が動く仕掛け。
 で、キャラのサイズが大きいものだから、そのフレーム部分に乗れるんですよ。
 鶴の恩返しのはた織り機をシンプルにしたような見た目なんですが、足を踏み込むとヒレが動いたりとか。それをやってみたかったー。
 巨大ロボットを操縦したい少年の気持ちというのは、ああいう感じなのか・・・(笑)。
 かわいいキャラたちだけでなく悪役サイドもそんな感じで生き生きと動くわけで、傍の小さな子がわんわん泣いておりました(笑)。
 うん、そうだね。あのでっかい手と顔はこわいね・・・

 でも、ショーにはアリエルパパの王様の出番が無くて残念でした。あ、入り口のイルカの引く馬車(矛盾する単語)に乗ってる像はかっこよかったです。
 あの人、なんとなく好きなんですよー。いや『キングダムハーツ』でしか知らないんですけど(笑)。
 マッチョボディのジイさん人魚、と書くとギャグとしか思えないのに、実際は立派なヒゲを蓄えた威厳ある王というキャラを確立とか普通は不可能なことをやっておられます。
 ウィークポイントは一人娘というのもナイス。彼女への接し方が不器用なところが、古い日本の父親のようで微笑ましいというか・・・

 ディズニー世界にはさまざまな王国がありますが、これだけ素敵な王様は他には『ライオンキング』のシンバの父さんくらいかなぁ・・・『アラジン』の王様はカワイイ系だし。
 まあ、お父さんが強すぎると主人公の活躍の余地が・・・って何の話だ。
 そうそう、海の中のお話なので王子には本気で出番がありませんでした。

 それから『アラジン』のショーも印象深かったです。
 さっきのショーがアニメ世界を忠実に再現する方向だったのに対して、こちらは現代的で楽しかったです。
 軽妙な役者さんたち(キャラではないので気ぐるみではなく人間)の台詞で笑わせてくれます。手拍子の指示を「全員参加でお願いしまーす」とか、調子に乗ったオッサンの「恋人、募集中です」とか。
 もちろん『夢と魔法の世界』内なので、汚い言葉は無いのです。テンポと演技力ですねー、あれは。だから、ここで台詞だけ書いてもあんまりおもしろくないという(笑)。
 その笑いに加えて、飛び出るメガネの映像と舞台の仕掛けで驚かせるという二段構え。

 台詞を現代風の味付けにしているせいか、ディズニーキャラ(本編主人公のアラジンとか)で出番があったのはジーニーだけでした。彼は本編からはっちゃけてるからなぁ。
 すっかりそれに慣れて何の違和感も感じなくなってますけど、原作童話の魔人はもっと無骨なんですよね。ディズニーアニメは、童話の印象まで左右するのがすごい。
 『リトルマーメイド』だって話の大元は『人魚姫』で、どうしようもない悲恋の物語なのに、そんなことは微塵も感じさせないし。

 それから、野外ショーと花火が突然の風邪と雨で中止になったのも印象深いです。
 急に冷え込むし、出口に人が殺到するしでえらいめことになってました。
 このハプニングのせいで、ハッピーエンドが基本のはずのディズニー世界ですっきりしない結末ができあがってました。
 気ぐるみのショー、人ごみでろくに見えなくて台詞だけどうにか聞こえていたのですが「どうしたの、ドナルド!?」で幕切れという(笑)。
 ドナルドー!? どうしたの本当にー!?(笑)

 夕食は園内で採ったのですが、お祖母ちゃんの希望だったらしく和食でした。
 ディズニーシーで和食っていうのも何だか変な感じというか・・・おいしかったですけど。
 でも、お魚じゃなく牛肉だったあたりはディズニーっぽいというかアメリカっぽいのかなー?(偏見)

 泊まったホテルは園内でなくその近くだったのですが、ロビーの飾りを初めスリッパや鏡やらあちこちにディズニーキャラがいて楽しかったです。
 ディズニーチャンネルが移ったので『ブラザー・ベア2』を途中から見ました。「あれ、コーダってマユゲある?」とか思いながら。
 部屋のお風呂は結構大きかったです。やや浅いながらも、長さでは我が家より大きかったです。
 お風呂場のドアのガラスに描かれていたホウキがうれしかったです。好きなんです何となく(またか)。あの『ファンタジア』のバケツを持ったやつです。

 そんな感じの二日間、見られなかったところも多いのでいつかまた行きたいです。
 あのスケールはやっぱりすごいですよ。周りを180度見回しても、目に入るのは全部あの世界。まさに異空間というか。
 あれは、都内には作れないですねーきっと。ビルとかが視界に入ってくるから。
 そういえば、足元にネズミがいました。本物の。写真を撮ろうと思ったのですが、逃げられました。
 スタッフのおねえさんの素敵な衣装は頼んで撮らせてもらいましたが(笑)。

 そんな感じの出来事でした。繰り返しになりますが、楽しかったです。
 それでは、今回はこのへんでー。



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