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DARKER THAN BLACK -流星の双子- _第3話『氷原に消える・・・』感想 / テレビアニメ

 

一言結論:何も手元には残らなかったが、少女は独りではない。今はまだ、その価値には気付けないのだろうけれど

 ネタバレ有りなので、以下は続きから。




 今回は、プロローグ――或いは起承転結の『起』の部分が終了というところでしょうか。
 双子の弟・シオンが契約者になったところから始まった物語が「ボクは契約者になった」で一区切り。
 物語内の言葉で言うと「終わりの始まり」だそうですが、さて。
 流星核とか全く意味が不明な単語に続き、「あの女」(猫談)とか意味有りげな言葉が出てきましたねー。

 でも、スオウが契約者になったのは意外でした。普通の女の子のままいくのかと思っていたので。
 能力を使えなくなったらしい黒に変わって大活躍。
 狙う時間云々もジュライくんのおかげで片付いて、武器は自前で出して。まさに期待の新星。
 感情が押さえられていたように見えましたが、躊躇わず引き金を引くまでが想像以上に早かったなぁ。ターニャ以外は人間相手も容赦なかったですし。
 人を殺すことを拒んでいたはずの彼女のその姿。それはどうにも背筋が寒くなるというか、怖く描かれていて。
 物語の最後には自身の意思で撃つか、もしくは撃たないかどちらかの結論を出すのではないでしょうか。
 初回の今回はもう少しでその友人も殺すところだったけれど、黒の制止のおかげでそれを免れた。
 前回は黒を止めたのがスオウで。立場を変えて似たような状況が繰り返される。それを思えば、彼女のあの行動は間違ってなかったということなんでしょうね。
 オーガスト7の死という結果は同じだったとしても、きっと。

 にしても、あの手品師さんはジュライくん待たせて死ぬのですねやっぱり・・・
 不幸中の幸いというべきか、彼の今度の引き取り手は長生きしてくれそうですが。少なくとも最終回間際までは。
 後日談までとなると、どうだろうな・・・(不安)。せめて、スオウくらいは・・・ううむ。
 それから、ニカは・・・厳しいのかなぁ・・・。ターニャは無事でしょうけど、再度立ちふさがるフラグかもしれないし・・・
 ホントに生死がシビアな作品ですよねー。

 それから、恋愛成就率もえらい低いような気が。というか、片思いの方が印象深いです。
 黄さんや未咲さん、それからアリスさんとかね・・・(恋愛じゃないとしても、届かない想いってことで)。実ったのは、ヤクザ青年とドール少女くらいかなぁ。
 先に忠告してたのに、未咲さんに電話切られちゃう斎藤さんとか脈無いったら・・・(笑)。まあ、ヘタに希望を持たせるほうが残酷と思えば・・・うん。
 あ、彼女がデスクの電話じゃなく自分の携帯使ってたのは、盗聴を懸念してたからなのでしょうか。
 そんな彼女の前に現れた男性は、眼鏡着用のデューク・東郷にしか見えない・・・メガネゴルゴと呼びたくなります(話逸れすぎ)。
 今後の未咲さんの活躍が楽しみですね!(無理やりなまとめ) クールビューティーと南の島は妙にミスマッチな印象でしたから(笑)。
 真面目な話を少しすると、彼女にとって黒はまさに『星』なのかなーと思います。闇夜を照らして、自分の向いている方角を教えてくれる。進むべき道を知るためには欠かせない存在。
 自分としては、ストレートに恋愛っていうよりはこんな解釈です。彼女は、ノーベンバーさんとの信頼関係も素敵でした。

 主人公チーム四人組は、ロシアの駅で散々暴れた挙句に船で出航。まあ、あれでは設備もしばらく使い物にならないでしょうし。
 でも、レールの敷かれている電車ではなく、船での旅立ちというのがまた、先行きの不確定振りを象徴しているような気もします。・・・船にも航路はありますが。
 ただ、先は不安なだけでもないと個人的に思うのは、スオウが独りじゃないこと。OPの一人旅っぽい映像のせいでそう思うのかもしれませんけど。
 呉越同舟とまでは行かなくとも、確かに即席のチーム。元より知り合いの黒と猫(現モモンガ)の認識すら食い違っている。
 でも黒も猫もジュライくんも、スオウを助けてくれた。黒がいなければ、彼女は親友を殺していたわけですから。

 スオウは前話までで持っているもの全てがなくなった(シオンも行方不明だし)と思っていたのですが、甘かったなーと。
 彼女は契約者になったことで、自分自身すら失ってしまったのだと思います。
 アイデンティティが大きく揺らいだだけでなく、「契約者なんか、みんな死んでしまえばいい」と素直に願うことすら今後は自己否定になってしまう。
 キツイですねぇ・・・。契約者を拒む気持ちも発端にあったとか、皮肉という他無いなー。
 ニカの「帰ろう」という言葉に答えないターニャの姿。契約者はもう元には戻れない、っていうのはわかっていたつもりでしたが、その事実の残酷さを再認識させられましたよ。
 流星核の件が全て片付いたところで、スオウは二度と普通の女の子には戻れないのですから。

 そんな彼女ですが、契約者としての能力だけでなく、仲間も得ていると思うんです。
 無言で折り紙(シオンのメモや回想から見て、スオウからすると彼あるいは家族の象徴?)を折っている今はまだ気付いていないのでしょうけど。
 いろいろ思惑はあれど協力し合って一つの船に、っていうのは世界の縮図のようでもあって。これから皆が仲間になれるのなら、世界にも希望があるのではないかなーと。
 そんな希望的観測をしたとたんに、退場者が出かねないところが怖いのですが(笑)。

 何か、好き勝手書いてたらいつも以上に感想が偏った気がしますが。
 あ、そうだ。アメブロの方にエイプリルさん追悼ssなど上げてみました。こちらです。
 スオウssは書き途中です。3話の内容を考えると・・・とかいろいろ調整しています。
 今回はこのへんで。それではー。


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3. DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第3話「氷原に消える…」  [ 空色きゃんでぃ ]   2009年10月31日 06:00
今回も容赦ない展開です(´;ω;`) バトルも演出も相変わらずカッコイイですね。 列車バトルが迫力ありました。 コートの男も強いんです??.
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