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DARKER THAN BLACK -流星の双子- _第2話『堕ちた流星・・・』感想 / テレビアニメ

 

一言結論:点と点が結ばれ、できた線。それらはやがて繋がり、面になるのだろうか

 ネタバレ有りなので、以下は続きから。




 新キャラ・スオウメインの前回から続いて、今回は前作キャラの現在の様子が明かされた話だったと思います。
 前半で描いたものを後半でひっくり返すという構成は1話と同じなのですが、今回は良い方に転んで。
 それを盛り上げるために時間をかけて描いてたのが、黒の落ちぶれ・・・いや堕ちぶれっぷりというべきか(笑)
 酒が手放せず、足元もフラフラ、雇い主からは見下されて・・・と、組織を抜けてからは冬の時期を過ごしていたようです。
 顕著なのが、モテ期終了してるとこですよ(笑)。
 国籍年齢性別のみならず、契約者だろうが普通の人間だろうが死角無しのモテっぷりを発揮していたあの伝説の男「李くん」が! 「オヤジ」呼ばわりの上、結婚詐欺師扱い・・・!
 二年の歳月とは、かくも大きいというのか・・・銀にまで「さよなら」と別れ話を切り出されて・・・(違)

 でも後半でスオウも見た通り、黒には人を気遣う心もちゃんとあって、やっぱり強くって。
 変わってしまったように見えても、本質は同じなのがうれしいところです。
 スオウの「契約者ってなんなんだ」「なんでお前らみたいなのがいるんだ」という叫びの答もそこにあるんですかねー。
 感情を出さなくなった弟も、契約者の出現で変わってしまった世界も、根っこは変わらないままだよ。という決着はありえそうです。

 ただ、そういう「全部受け入れる」という結論にスオウが至る場合、イラストやOP等あちこちで彼女が持つ『銃』というアイテムとはミスマッチなような気も。
 狙いをつけて撃つ『銃』は、目で見たものを『破壊』するもの。(で、今の彼女がのめりこむ『カメラ』はその逆で、見たものを『残す』ものかと)
 今回の冒頭で父親に「撃て」と言われても、そうしなかったスオウ。
 このシーンは、ストレートに、彼女がいつか何かを撃つことの示唆しているのかもしれないですけど。
 でも、もうひとつ。かつては「撃てなかった」彼女が、自分の意志で「撃たない」ことを選ぶっていう可能性もありかなーと。

 それからスオウ関係で、あと一点。
 この子は、何て真っ直ぐ『見る』子なんだろうなーと思ったのですよ。
 親の仇(事実はともかく彼女から見て)の黒だけど、自分を助けてくれたことはちゃんと受け止める。
 人間、見たいものを見るというのが多分にあって。都合の悪い事実から目を逸らしがちです。
 でも、彼女はそれをしない。私情を交えずあったことをそのまま受け入れるその様は・・・むしろ契約者のようだと思いました(笑)。
 だって気持ちの切り替えが早いんだもの。(まあでも、理屈の上では契約者を憎む流れではないのか。弟も契約者だし、容赦なく発砲してきた軍は普通の人間だし)

 えーっと、スオウ契約者疑惑というのがあったんですよ自分の中で(笑)。
 「実はシオンの足はスオウの対価(自分にとって大切な人間に不自由を強いる類の)で、本当は彼女の方が契約者だけど気付いてない」とか。
 あるいは「ボクっ娘」の説明にもなる双子入れ替わり説とか。
 つまり、カメラ好きの現『スオウ』は2年前まで『シオン』で、車椅子の現『シオン』が元々の『スオウ』。
 『シオンは契約者になった』のセリフはそれの伏線で。だから、今の『スオウ』が実は契約者・・・とか。
 まあ、どちらも今回でほぼ無くなった感じですが(笑)。ホームページのキャラ紹介とか無視しすぎだし。

 話を戻して。
 『見る』少女スオウは前作ヒロイン・銀の対極の位置に置かれたキャラクターなのかも・・・と思いました。
 今回再登場の銀の特徴を書き出すと、契約者(ドール)・盲目・無言で物静か・白黒の印象(キャラの色がね)。
 一方シオンは、普通の人間・『見る』・元気に動く・赤毛など色鮮やか。
 そして、銀は黒の前から姿を消し、スオウは黒と出会った。
 黒にとって、スオウがこれからどんな存在になっていくのか興味深いところです。
 OP見て「あれ? 一人旅?」とか思ったんですけど、この二人合流する・・・んですよね?
 おそらく黒さんが前で戦ってくれないと、スオウが銃を手にしたところで照準を合わせられないですよ。狙ってる間に殺されるから(笑)。

 他の前作キャラといえば・・・
 猫が倒れて、声がして、ペーチャが・・・ってことは、え? モモンガとあの渋い声・・・動物キャラの新境地が開ける展開の予感が。
 でも、黒に向かって何も言わないってことは、現在は敵対ってことになるのかな・・・
 ジュライくんは、エイプリルに続いてまた置いてきぼりかと不安になりましたが、どうにか免れたようです。止めは刺してないし、生きてますよねあの派手な手品師さん。
 そして最後、ここにも変わってない女が、とばかりに未咲さん。斎藤さんは失恋か・・・(笑)

 そして、銀。現状では不確定要素が多すぎるので、とりあえず推移を見る方向で。
 何かOPで姿を見ただけで感嘆の声がこぼれるし、声を聞いただけで涙腺がうずくしで自分でもびっくりです。
 あれ、自分こんなにこの子のこと好きだったけ?と。でも、黒を呼ぶシーンが印象深くて・・・
 組織を抜けた今の彼は「黒の死神」もしくは「BK-201」。もはや「黒」の呼び名を使うのは彼女だけなんですなぁ・・・スオウは何て呼ぶんだろうか。

 新登場のキャラの方はといえば。
 オーガスト7はとにかく生きてほしいところ。当人への好意の問題でなくジュライくんのために。あと、エジプトでお話してた二人も気になります。
 三号機関については、現状様子見で。他に気になるとこがありすぎてそこまで思い入れが届かない(笑)。
 スオウが日本語わかるっていうのは伏線かなーくらいです。ただ「線ではなく面で攻める」っていうのは作品全体のキーかも・・・なんて思います。
 まだわからないことが多い状況ですが、キャラクターという『点』同士につながりができて『線』が生まれたのが現在。その『線』が更につながって『面』になれば。
 それはすごいパワーになって、何かを生み出すんじゃないかと。・・・そんな妄想を。

 次回は、唯一無事なスオウの友人ニカに、かつての親友ターニャがやばそうなことに・・・
 写真の三人の笑顔は、まさに『過去』の風景に。OPの水着シーンは早速実現不可になってしまいましたよ。サーシャをはじめみんな記憶無くしちゃって。
 これも妄想ですが、スオウが被写体のあの写真はターニャが撮ったもの、とするとぴったりはまる気がするんですよー。
 三人とは同じ世界にはいない彼女。でも、一緒にいた事実は消えない――とか考えるとツボにぐっと来ます。
 エレーナとか写真クラブのメンバーとか他に候補はいくらでもいるんですがね(笑)。でも、そのネタでss一本書こうとか思ってたり。

 今回はそんな感じです。
 それではー。


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「BK201が消えた?」(霧原未咲) 『Darker Than Black−流星の双子(ジェミニ)−』第二話「堕ちた流星…」のネタバレ感想です。猫<マオ>ーと叫ぶか、銀<イン>ーと叫ぶかで迷いそうになるな。やっぱり、ペーチャに乗り移ったのか。
2. ☆DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第2話 「堕ちた流星…」  [ F-Shock DL Blog ]   2012年02月08日 07:01
ニカは軍に捕まりそうになって、逃げる。 そして、スオウとニカが鉢合わせ。ニカはスオウの記憶がなくなってなかった。
コメント
1. Posted by かもめ   2009年10月18日 13:54
こんにちはー。
お言葉に甘えて、再び来てしまいました。

今回もまた素敵な感想で、おーっ!と唸っておりました(笑)。特に、「点」同士が結ばれ、「線」となり、いずれは「面」になればという行が良いなぁ、と。言ってしまえば、前作で人と契約者が共に生きていくという第三の道を選んだのは、黒<ヘイ>と未咲さんだけだったので、それがもっと広がっていくならずっと素敵ですね。

いろんなものをまっすぐ見られる蘇芳なら、世間で言われている契約者像と現実との違いをちゃんと見てくれるんじゃないかなぁ、と思ってます。前期の銀<イン>も良かったですが、今期の蘇芳もいい感じですね。

ひろにかさんのように、二人を対比して考えたことがなかったのですが、言われてみれば、対照的な二人ですね。これからどんな影響を黒<ヘイ>に与えるのか。あわよくば、それは銀<イン>を迎えに行く覚悟に繋がると良いんですが。

今回も読んでいて、めちゃくちゃ楽しい感想でした。次回も楽しみにしております。それでは。
2. Posted by ひろにか   2009年10月19日 21:09
 かもめさん、コメントありがとうございました。
 ひろにかです。

 今回スオウに投げつけられた言葉は、黒にとってはキツイんだろうなぁ、と思います。この2年の間に何度も経験し、慣れっこかもしれないけど、それでも。
 スオウがこれから見つける答が彼や未咲さんの救いになってほしいですね。
 2年前に二人の選んだ道が違っていたら、普通の女の子でいられたはずの彼女だからこそ、その答は大きな意味を持つのでしょうし。
 厳しい現実の中スオウが希望を捨てずに生きていくのなら、その姿だけである種の救いにはなるのかもしれませんけど・・・やっぱり黒らの選んだものを肯定してあげてほしいです。

 いつも一生懸命な未咲さんは、生真面目な故にちょっと不器用な感じもあって、そんなところがとても好きでした。
 おぼろげに意思を見せるようになっていった銀の姿ももちろん素敵で。
 アンバーさんもすごくいい人だったし、かつての黒は良い女に囲まれていたのだなぁ・・・今のあの荒んだ雰囲気も仕方ないのかもしれません(笑)。
 でも、気合を入れなおして困難に立ち向かってほしいところです。銀の為にも。

 またもコメントありがとうございました。それでは。
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